トントンとペンペンまだかぁ！？

展覧会に行ってきた。
 

車乗って行ってきた。

一階はカフェテラスになっていて二階は展示場になっており、
なんと隣にはおもしろおかしな雑貨屋さんまであった。

玄関から入るとカラフルな石畳が敷き詰められていて
何ともユニークな草花が辺りを包む。

テラスの中に入ると無精髭に黒縁眼鏡。これまた
渋みの効いたおっさんがお出迎え。

「いらっしゃいませ、お食事ですか」
「いえ、二階の方に」
「ゆっくりどうぞ」

おっさんの差し出した手の方を見ると
どうやら奥に階段があるらしい。
真っ白に塗られた階段だった。歩くのもはばかられるような気がしてならなｋった。

展示室にはまずパレスチナを題材に取り上げた
絵本が並んでいた。
そこには子供の目線で描かれたまざまざとした現実が浮き彫りにされていた。
悔しいのは最後のオチが読めなかったことである。

奥へ進むと更に絵本が続いた。
今度は別の作家さんの絵本である。
何やら雪が積もったお話のようである。
絵が最小限の風景を描くことでこちらに世界観を想像させるような効果を持っていることがわかってきた
本当に小さな絵なのにこちらの頭の中には広大な雪景色を思い描くことができた。

とても楽しい展示会だった。

それから下へ行って食事をした。
サンドを食べた。
上手かった。シェフはさっきの渋みの効いたおっさん。
料理もやはり渋かった。
それから紅茶を飲んだ。

誰と見に行くかによって
全然違うんだろうな。

今日がとても良い日に思えた
のはきっとそのせいもあるんだろうな。

そんなことを考えた。