Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が
互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
category:ひとり暮らしな日々(忠太)
丁度、0時を指したところだろうか。底冷えする夜に体を震わせながら、明日の予定を頭で整理しているときのことだった。Skypeから音がして、開いてみると、何やらあのお二人がログインしたようだった。
すぐそこにはキーボードがあって、コメントを打てば、会話が始まるだろう。そして結局あの話題となることはわかっていたし、正直もう面倒だった。このdodoriaの三人(義光、与助、忠太)がskypeで顔を合わせれば、もはやあの議論しか浮上しないことはわかっていたのだ!
Wikipediaでは結果的に多数の説が乱立することになり、この混乱をより複雑かつ面倒なものとしている事も確かである、とまで言われている議論をこんなネットの片隅で「ああだ、こうだ」と何になるというんだろう!
だけど僕らはこの問題に首を突っ込まずにはいられない!そして今日も言いだしっぺが泣きを見るのだ…
その日は与助の一言で始まった。そして僕らはそのメッセージに反応せざるを得ない。
与助「萌えって何だろう?」
飽くなき戦いの幕が今上がる。
すぐそこにはキーボードがあって、コメントを打てば、会話が始まるだろう。そして結局あの話題となることはわかっていたし、正直もう面倒だった。このdodoriaの三人(義光、与助、忠太)がskypeで顔を合わせれば、もはやあの議論しか浮上しないことはわかっていたのだ!
Wikipediaでは結果的に多数の説が乱立することになり、この混乱をより複雑かつ面倒なものとしている事も確かである、とまで言われている議論をこんなネットの片隅で「ああだ、こうだ」と何になるというんだろう!
だけど僕らはこの問題に首を突っ込まずにはいられない!そして今日も言いだしっぺが泣きを見るのだ…
その日は与助の一言で始まった。そして僕らはそのメッセージに反応せざるを得ない。
与助「萌えって何だろう?」
飽くなき戦いの幕が今上がる。
まずは当然ながら「萌え」とは何かについてというところから議論の幕があがった。
「萌えとは何か?」
読者諸君も良ければ考えてみてほしい。そして、こんな阿呆な議論を朝まで繰り広げることとなった僕らを精一杯、笑ってほしいと願わざるを得ない。僕に至っては、風呂からあがったばかりで2時間もの間、裸でいたのだから。今日に至っては喉の調子もおかしい。
忠太「感情であり、喜怒哀楽のような感情に属するものではないか?」
これに関しては三人とも肯定し、次に進むことができた。何とも間抜けな展開である。だが議論を円滑に進めるにはこんな誰でも肯定できるような単純なことを確認し合っていくしかないのである。ここであほか!誰でもわかるわ!と捨て台詞をコメントで残して頂けるなら幸いである。
多少、この記事に興味が持てるMADな方々は是非最後までお付き合い願いたい。
またこれは最終警告でもある。それほどまでに議論は冗長で危険な展開に陥ってゆくと解釈して頂いても構わない。
ではMADなMADな愛すべき読者がどこかにいると願いながら、議論の続きを書いてゆこう。
ここで与助の突飛な発言である。
「萌えとは現象であり、作品に流れる感情と読者の感情が一致した時、初めて生まれるのではないか?」
ようするにここでは、しかるべきところでしかるべき「萌え」が発生するのだ!と少々あぶなかっしい主張が未確認飛行物体(UFO)の如く、到来してきたわけである。
全くもって、本当に未確認だったものだから、義光も僕も面食らわざるをえない。
与助のように、議論の余地を残して何かを主張してくれるのは非常にありがたい。進展させるためのアイデアがこの突飛な発言により、実際、次々と生まれてきたのだから。
ここで義光の反応である。ひたすらドライな彼は自分の反対意見を率直に述べてくれる。
「作者が狙って、全部が萌えになるとは限らねぇんじゃね?勝手に受け手が萌えてるだけだろ?」
与助も反応なく、この主張は通る。それはそうだ。しかしながら、与助と義光の萌えに対する二つの主張からもう一つ当たり前のことを確認しなくてはならなくなったというのが次の展開である。
まぁその前にひとつ雑談と行こう。
石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(志貴皇子、『万葉集』)
という短歌をご存じだろうか?もちろん今とは意味合いを異にするものの、昔から「萌え」はあったのである。
「萌えいづる春」なんて、美しい響きだとは思いませんか?
上の句の意味は
「岩をほとばしる滝のほとりのさ蕨が
萌え出でる春になったんだなあ。」というもの。
さ蕨とは「さわらび」のことで、ここでは芽を出したばかりのわらびのことを指している。
それが今では何と、歪んだ表現に変わってしまったことだろう!
そして、汚されてしまったことだろう。その汚れた「萌え」を探求するなんて愚の骨頂だとは思わないか?
僕らがそうだ。
さて話を進めよう。
先ほどの議論までは
「萌えとは喜怒哀楽の部類に属する感情であり、作品に流れる感情とは全く別のところでも受け手の内で発生するという」ところまで進んだわけである。
ここで一つ確認しなくてはならないことがあるというのが次の僕の主張である。
忠太「萌えは果たして作品の内に内包されているのか?それとも受け手の感情に内包されるものなのか?」
まぁ我ながら、とんだ愚問を投げかけたものだと今思えばそうなのだが、萌えの発生源について問いたのである。それに対して二人の意見は、当然のことながら、受け手の内に内包されるものであるという主張に落ち着いた。
忠太「ではここで議題の変更を提案したい。萌えとは何か?よりも僕たちクリエーターは萌えを抱かせる作品の萌え要素について議論すべきではないだろうか?」
あぁ、議論というのはそこはかとなく面倒なものだと僕も思う。なにせ当たり前のことを疑問に思わなければ議論なんてする必要もないのだ。そういう意味で常識を常識として疑わない人たちが羨ましくて羨ましくて。
社会不適合者って不幸だねw
そういう人たちは頭の病院に入院すべきだと思う。そして、くだらないと思われる議論を延々繰り広げて、大満足の後にゆっくり退院するといった施設が存在するなら、喜んで僕は入院したい。まぁそれが大学院であることを知ったのは最近のことだというわけだ。orz
さて、ここで二人は異論を発してくれた。異論がなければ、個人の自由意思で片付くからね。
義光「まず萌えと萌え要素を分ける必要あるのか?」
与助「分けれないから皆、萌えって統一してるんじゃないか?」
に対して
忠太「便宜上、ここは分けた方が、議論が促進されないか?」
という無茶な要求を続けていると、二人ともしゃあなし、といった感じで折れてくれた。
折衷点ばかりの議論で本当に大丈夫か?と思われるかもしれないが、残念ながらそれだけの技量しか持っていないことをご容赦願いたい。
というわけで萌えはここにきて、受け手の萌えを誘発させる萌え要素と受け手の萌えに分かれ、議論の中心は萌え要素に移ったというわけである。
議論の課題が落ち着いたところで
ここからは実況でお届けしていくことにしよう。
義光「萌え要素は二つに分けれる。キャラクターの性格とかの内面と顔とかの外面だ」
「そして外面の方が萌えを誘発させる要素を含んでるんじゃないか?」
…沈黙
義光「いや、まず比べることなんてできないと思うが、分けれるんだい!」
!!
与助&忠太「ふむふむ、それは、確かに」
忠太「設定はどうなる?ヒロインが幼馴染とかさ。なら全部で設定を入れて三つじゃないか?」
与助「そうだなぁ」
この辺から与助の反応が鈍い。最初は眠気なのかと、思っていたがここにきて
与助の思考は見事な発展を遂げていたのだ!
義光「そうか?それも内面に含まれるんじゃね?だって設定は過去の経験そのものだから、過去の経験は今のキャラクターの性格を反映させている。そう考えれば設定も内面に含まれるだろ」
与助「いやいや、そんならおかしい。内面から来る外面だってあるだろう?」
忠太「分かった」
ここで我ながら見事な発想に至ったとその時は思っていたが、この時の与助の思考プロセスには負けを認めざるを得ない。何しろ最終的にその答えに落ち着いたのだから。
忠太「三つに全部で分けられるけれども、そうだ!リンクしてるんだよ。パイプみたいにさ。三権分立だってそうだろ?完全に独立しているわけじゃない!」
義光&与助「確かに」
だが、ここで新たな議題が登場するのである。
忠太「あれ?喜怒哀楽もそうじゃね?結局、萌えとの区別ついてねぇじゃん」
…沈黙。
ここで議論をし直さなければならなくなった、わけではあるが。
まぁ面倒くさがらず、聞いてほしい。ここからはスピーディに議論が進み、あっというまに終わる。
少し与助の話をしよう。
彼は今現在、初音ミクという二コ動で大流行りのヴォーカロイドというのにはまっていらっしゃるのだ。ほとんどの彼の時間は二次元の世界に身をやつし、心地よい萌えに浸っていたといっても過言ではない。
そう、気付けばよかったが、彼ほど萌えに今、精通している者はいないのである。
ここで与助があの一言を放つ。
「萌え」ってただの言葉なんじゃね?
ここで彼の一言から何を連想するだろう?
そう、あろうことか、彼は萌えとは受け手が便宜上使っている言葉であって、その正体を知らない限りは議論は進まない。ということを言ったのだ。
確かに、萌えの発生源の議論へと飛躍しすぎていたというのにここで気付かされた。
忠太「ということは萌えって何だろうな?感情のはずなんだけど、何の感情を指していたんだろう?」
そこで僕も頭をひねる。そしてひとつの言葉に行き当たったわけだ。というのも与助の初音ミクに対してのやや危険とも言うべきだろうか?恋ゴコロに似た何か、そういうものが萌えなのではないかと。
ここまでならまだ間に合う。読者にここで告ぎたい。引き返すならここだ。あまり落胆させたくはないのだ。
では勇気ある諸君、次の行に進んでほしい。
忠太「萌えって幻想だったんじゃね?」
…沈黙。
ほどなくして与助の悲痛な嗚咽が、イヤホンから聞こえてきた。
与助「分かってたけど、分かってたけど、それだけは、それだけは言うなよ…」
彼は本当に二次元に恋をしていたのだ。
それを単なる一言でぶち壊してしまったらしい。
萌えとは受け手側の幻想なのだ、と。
貴重なヒントを送り続けてくれた与助はこの辺で脱落した。あとは義光との「萌え」という幻想に関しての議論へと発展していった。
義光「幻想とは言っても、どのような幻想か?」
忠太「ふむ、幻想について今調べていたけど、独占欲とかそういうんじゃないかな?与助みたいに二次元にしか存在しない女の子が自分の方を向いて笑ってるとかいう、独占欲からくる勘違いみたいな?」
義光「そんならわかりやすいな。いかに、そのキャラや光景を受けて側のものと錯覚させるかに注力すればいいんだ」
与助(声にもできない程の嗚咽)
更にここで義光がとどめを指す形になった。
義光「要は萌えなんて現実逃避なんだな」
忠太「ああ!そうかも!」
与助「それは違う!断じて違う!」
まぁ大体議論はもう結論へと導かれ、終わっているが、与助はここでまた面白いことを言い始める。
与助「現実逃避という意味と一緒だけど!だけど!言葉のイメージってあるだろう?」
必死の抵抗である、が妥当である。確かに受け手側がその言葉を言われて納得するだろうか?
忠太「気晴らしってことでいいんじゃないか?」
というわけで議論はこれにて終了した。
なんか最後の辺りは尻きれとんぼみたいな形で終わってしまったが、気付けば朝の六時になっていたというところを考慮して頂ければ幸いである。dodoriaの三人の脳は最早限界に達していた。
読者にとって受け入れられる人もいれば、異論を主張する人もいると思う。
異論を主張する人は特にだが、コメントして、問題提起などしてくれれば、こちらとしても光栄の至りである。
ではでは
長らく、読んでくださって、本当にありがとう。
またブログでお会いしましょう。
そして、最後に与助に言いたい。
彼がいなければ、議論は平行線の一途をたどっていただろう。
自分の身を切った上で、議論を円滑に進めてくれた彼に心から感謝したい。
そしてちなみに、今日はいつもの彼のskypeがログイン状態になっていないのは、おそらく気のせいかと思われる。
P.S 日をまたいだが、今日、ブクログの本の情報を使った「ブックネット」をブログで公開します。興味がある人はみに来てね。
ちなみに僕も初音ミク大好きです。
言い忘れていましたが。
なので、別に萌えが幻想だからそんな幻想抱く奴らなんて、
とか批評するつもりで、書いたわけではありませんのであしからず。
というか、プリキュアと一緒に踊ってるちびミクやばいっすねw
もう、あの危ないワードが飛び出しそうです。
「俺、もうロリコンでいいや」
言っちゃったw
「萌えとは何か?」
読者諸君も良ければ考えてみてほしい。そして、こんな阿呆な議論を朝まで繰り広げることとなった僕らを精一杯、笑ってほしいと願わざるを得ない。僕に至っては、風呂からあがったばかりで2時間もの間、裸でいたのだから。今日に至っては喉の調子もおかしい。
忠太「感情であり、喜怒哀楽のような感情に属するものではないか?」
これに関しては三人とも肯定し、次に進むことができた。何とも間抜けな展開である。だが議論を円滑に進めるにはこんな誰でも肯定できるような単純なことを確認し合っていくしかないのである。ここであほか!誰でもわかるわ!と捨て台詞をコメントで残して頂けるなら幸いである。
多少、この記事に興味が持てるMADな方々は是非最後までお付き合い願いたい。
またこれは最終警告でもある。それほどまでに議論は冗長で危険な展開に陥ってゆくと解釈して頂いても構わない。
ではMADなMADな愛すべき読者がどこかにいると願いながら、議論の続きを書いてゆこう。
ここで与助の突飛な発言である。
「萌えとは現象であり、作品に流れる感情と読者の感情が一致した時、初めて生まれるのではないか?」
ようするにここでは、しかるべきところでしかるべき「萌え」が発生するのだ!と少々あぶなかっしい主張が未確認飛行物体(UFO)の如く、到来してきたわけである。
全くもって、本当に未確認だったものだから、義光も僕も面食らわざるをえない。
与助のように、議論の余地を残して何かを主張してくれるのは非常にありがたい。進展させるためのアイデアがこの突飛な発言により、実際、次々と生まれてきたのだから。
ここで義光の反応である。ひたすらドライな彼は自分の反対意見を率直に述べてくれる。
「作者が狙って、全部が萌えになるとは限らねぇんじゃね?勝手に受け手が萌えてるだけだろ?」
与助も反応なく、この主張は通る。それはそうだ。しかしながら、与助と義光の萌えに対する二つの主張からもう一つ当たり前のことを確認しなくてはならなくなったというのが次の展開である。
まぁその前にひとつ雑談と行こう。
石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(志貴皇子、『万葉集』)
という短歌をご存じだろうか?もちろん今とは意味合いを異にするものの、昔から「萌え」はあったのである。
「萌えいづる春」なんて、美しい響きだとは思いませんか?
上の句の意味は
「岩をほとばしる滝のほとりのさ蕨が
萌え出でる春になったんだなあ。」というもの。
さ蕨とは「さわらび」のことで、ここでは芽を出したばかりのわらびのことを指している。
それが今では何と、歪んだ表現に変わってしまったことだろう!
そして、汚されてしまったことだろう。その汚れた「萌え」を探求するなんて愚の骨頂だとは思わないか?
僕らがそうだ。
さて話を進めよう。
先ほどの議論までは
「萌えとは喜怒哀楽の部類に属する感情であり、作品に流れる感情とは全く別のところでも受け手の内で発生するという」ところまで進んだわけである。
ここで一つ確認しなくてはならないことがあるというのが次の僕の主張である。
忠太「萌えは果たして作品の内に内包されているのか?それとも受け手の感情に内包されるものなのか?」
まぁ我ながら、とんだ愚問を投げかけたものだと今思えばそうなのだが、萌えの発生源について問いたのである。それに対して二人の意見は、当然のことながら、受け手の内に内包されるものであるという主張に落ち着いた。
忠太「ではここで議題の変更を提案したい。萌えとは何か?よりも僕たちクリエーターは萌えを抱かせる作品の萌え要素について議論すべきではないだろうか?」
あぁ、議論というのはそこはかとなく面倒なものだと僕も思う。なにせ当たり前のことを疑問に思わなければ議論なんてする必要もないのだ。そういう意味で常識を常識として疑わない人たちが羨ましくて羨ましくて。
社会不適合者って不幸だねw
そういう人たちは頭の病院に入院すべきだと思う。そして、くだらないと思われる議論を延々繰り広げて、大満足の後にゆっくり退院するといった施設が存在するなら、喜んで僕は入院したい。まぁそれが大学院であることを知ったのは最近のことだというわけだ。orz
さて、ここで二人は異論を発してくれた。異論がなければ、個人の自由意思で片付くからね。
義光「まず萌えと萌え要素を分ける必要あるのか?」
与助「分けれないから皆、萌えって統一してるんじゃないか?」
に対して
忠太「便宜上、ここは分けた方が、議論が促進されないか?」
という無茶な要求を続けていると、二人ともしゃあなし、といった感じで折れてくれた。
折衷点ばかりの議論で本当に大丈夫か?と思われるかもしれないが、残念ながらそれだけの技量しか持っていないことをご容赦願いたい。
というわけで萌えはここにきて、受け手の萌えを誘発させる萌え要素と受け手の萌えに分かれ、議論の中心は萌え要素に移ったというわけである。
議論の課題が落ち着いたところで
ここからは実況でお届けしていくことにしよう。
義光「萌え要素は二つに分けれる。キャラクターの性格とかの内面と顔とかの外面だ」
「そして外面の方が萌えを誘発させる要素を含んでるんじゃないか?」
…沈黙
義光「いや、まず比べることなんてできないと思うが、分けれるんだい!」
!!
与助&忠太「ふむふむ、それは、確かに」
忠太「設定はどうなる?ヒロインが幼馴染とかさ。なら全部で設定を入れて三つじゃないか?」
与助「そうだなぁ」
この辺から与助の反応が鈍い。最初は眠気なのかと、思っていたがここにきて
与助の思考は見事な発展を遂げていたのだ!
義光「そうか?それも内面に含まれるんじゃね?だって設定は過去の経験そのものだから、過去の経験は今のキャラクターの性格を反映させている。そう考えれば設定も内面に含まれるだろ」
与助「いやいや、そんならおかしい。内面から来る外面だってあるだろう?」
忠太「分かった」
ここで我ながら見事な発想に至ったとその時は思っていたが、この時の与助の思考プロセスには負けを認めざるを得ない。何しろ最終的にその答えに落ち着いたのだから。
忠太「三つに全部で分けられるけれども、そうだ!リンクしてるんだよ。パイプみたいにさ。三権分立だってそうだろ?完全に独立しているわけじゃない!」
義光&与助「確かに」
だが、ここで新たな議題が登場するのである。
忠太「あれ?喜怒哀楽もそうじゃね?結局、萌えとの区別ついてねぇじゃん」
…沈黙。
ここで議論をし直さなければならなくなった、わけではあるが。
まぁ面倒くさがらず、聞いてほしい。ここからはスピーディに議論が進み、あっというまに終わる。
少し与助の話をしよう。
彼は今現在、初音ミクという二コ動で大流行りのヴォーカロイドというのにはまっていらっしゃるのだ。ほとんどの彼の時間は二次元の世界に身をやつし、心地よい萌えに浸っていたといっても過言ではない。
そう、気付けばよかったが、彼ほど萌えに今、精通している者はいないのである。
ここで与助があの一言を放つ。
「萌え」ってただの言葉なんじゃね?
ここで彼の一言から何を連想するだろう?
そう、あろうことか、彼は萌えとは受け手が便宜上使っている言葉であって、その正体を知らない限りは議論は進まない。ということを言ったのだ。
確かに、萌えの発生源の議論へと飛躍しすぎていたというのにここで気付かされた。
忠太「ということは萌えって何だろうな?感情のはずなんだけど、何の感情を指していたんだろう?」
そこで僕も頭をひねる。そしてひとつの言葉に行き当たったわけだ。というのも与助の初音ミクに対してのやや危険とも言うべきだろうか?恋ゴコロに似た何か、そういうものが萌えなのではないかと。
ここまでならまだ間に合う。読者にここで告ぎたい。引き返すならここだ。あまり落胆させたくはないのだ。
では勇気ある諸君、次の行に進んでほしい。
忠太「萌えって幻想だったんじゃね?」
…沈黙。
ほどなくして与助の悲痛な嗚咽が、イヤホンから聞こえてきた。
与助「分かってたけど、分かってたけど、それだけは、それだけは言うなよ…」
彼は本当に二次元に恋をしていたのだ。
それを単なる一言でぶち壊してしまったらしい。
萌えとは受け手側の幻想なのだ、と。
貴重なヒントを送り続けてくれた与助はこの辺で脱落した。あとは義光との「萌え」という幻想に関しての議論へと発展していった。
義光「幻想とは言っても、どのような幻想か?」
忠太「ふむ、幻想について今調べていたけど、独占欲とかそういうんじゃないかな?与助みたいに二次元にしか存在しない女の子が自分の方を向いて笑ってるとかいう、独占欲からくる勘違いみたいな?」
義光「そんならわかりやすいな。いかに、そのキャラや光景を受けて側のものと錯覚させるかに注力すればいいんだ」
与助(声にもできない程の嗚咽)
更にここで義光がとどめを指す形になった。
義光「要は萌えなんて現実逃避なんだな」
忠太「ああ!そうかも!」
与助「それは違う!断じて違う!」
まぁ大体議論はもう結論へと導かれ、終わっているが、与助はここでまた面白いことを言い始める。
与助「現実逃避という意味と一緒だけど!だけど!言葉のイメージってあるだろう?」
必死の抵抗である、が妥当である。確かに受け手側がその言葉を言われて納得するだろうか?
忠太「気晴らしってことでいいんじゃないか?」
というわけで議論はこれにて終了した。
なんか最後の辺りは尻きれとんぼみたいな形で終わってしまったが、気付けば朝の六時になっていたというところを考慮して頂ければ幸いである。dodoriaの三人の脳は最早限界に達していた。
読者にとって受け入れられる人もいれば、異論を主張する人もいると思う。
異論を主張する人は特にだが、コメントして、問題提起などしてくれれば、こちらとしても光栄の至りである。
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長らく、読んでくださって、本当にありがとう。
またブログでお会いしましょう。
そして、最後に与助に言いたい。
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