dodoria的大議論会 その弐。

僕らに必要なもの。
それはなんなのか？


とりあえずスマートフォンがほしい。

――ここで忠太郎、スカイプにログインする。

 

忠太郎: うい

与助: うい

義光: うい
          ログを読んだようだな？

忠太郎: いや

忠太郎: よんだ！

義光:（どっちや）

 

与助:あー

かわいい

忠太郎: ｗｗｗ

忠太郎: 次元が違うな

与助: 次元の壁など

与助: 俺が破壊してやる

忠太郎: あぁ、また病人が運ばれてゆくｗｗｗ

与助: うぅむ
          さっき義光にも言ったんだが
          未発達というワードがこんなにも魅力的なものだとはな

義光: あたた！あたた！

義光: あいたたたた！

与助: ハイヒールが、腰の動きをよくするのだろうか

    この仕草といい、この表情といい

 　　　  これは参考になるが

     やはり漫画では表現しきれんか

            アニメでもここまでの動きは難しいのでは

            ３Ｄだからこそできる、このモーション

忠太郎: 眼を覚ましてくれｗ

与助: あほめ！

与助: 俺はいつだって、冷静沈着さ

          こうやって、初音ミクの魅力を分析しているではないか

          考えても見ろ

          俺をここまで、魅了させたこの初音ミク

          これを自分の力のうちに加えてみろ

          俺の漫画家としての能力がまた上がるという話ではないか

          それをさっきから貴様ら病人をみるような眼でみやがって
 

忠太郎: わかった。

              ならばひとつ次元を超えて、三次元に強制的にミクを顕現させる方法を伝授しよう
 

与助: そんなものはいらん
 

与助: 初音ミクを書くわけではないが

         それに準じた

         あるいはそれを超えるヒロインを俺は書く

         そう！

        俺のこの初音ミクへの思いは、この俺が、新たなヒロインを描くことによって満たされるということになる
のだ！ 

   　   お分かりか！お二方！？
 

義光: まぁ一理ある

  　　   気がする。
 

与助: 義光！貴様に足りんのは何だ！

与助: 文章力か！？

与助: キャラクター性か！？

与助: ストーリー構成か！？

 

与助: 全部だ！

 

義光: ('A`)

 

忠太郎: つまり同人誌を書きたいんだな

              理解した。http://（えっちな同人誌サイト）html

 

義光: ちょｗおまｗｗ

 

与助: そういうわけじゃないと

与助: 言ってるだろうがああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！
           (クリック！

忠太郎: ｗｗｗクリックしとるやないかｗｗ

 与助: うーん

           かわいくない

           純粋にかわいくない

           まぁ話を戻そう

忠太郎: はい

与助: 忠太郎殿！

          貴様にも言えることではないか！

           魅力的なヒロイン！

          我々にはそれが足らんのではないか！？

与助: ヒロインがいることで、読者はその子を求めてページをめくってくれるのではないか！？

 

 

つづく！

 

 

 

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dodoria的大議論会 その壱。

ある日、dodoriaのメンバーはいつもの通り、skypeで仲良く、お話をしていました。

しかし、話しているうちに、あれあれ？

いつのまにか緊張した文面が流れているではありませんか。

ちょっと様子を覗いてみましょう…。

与助：このメガネ野郎！

義光：なんだいニット帽。

与助：お前、俺＝ニット帽みたいな言い方するんじゃないよ！

義光：あれれ、ほんのちょっとで良いから過去の自分を振り返ってみて？
　　　　それができなくても、ちょっとこのチャットのログを見つめなおすだけで良いよ？
　　　　自分を見つめなおすだけで良いよ？ほら、スクロールを上にやるだけで良いよ？
　　　　それだけで、自分を改めることができるよ？


与助：知るかメガネ野郎！そんなことよりもだなぁ！
　　　　そんなことよりもだなぁあああああ！！！！！

義光：ん？うん　んん？　うん？

与助：初音ミクが可愛過ぎるんだよぉ！

義光：ぺっ

与助：なんだろうね。
　　　　この高揚感。
　　　　これがあれか。あれなのか。

　　　　恋か。

義光：ハリケーンすぎるだろ。

与助：次元の壁を吹き飛ばす勢いで臨むよ。

義光：ごめん、ヒックとドラゴンを見るので、これで。

与助：まぁ待てよ。
　　　　待てよ相棒。
　　　　一度でも良いから見てみろと。

義光：止めてくれるな。

与助：うるせぇ！見てみろ！さもなければお前のメガネを１２回払いで分割して
          お前の元カノに送りつけてやる！
　　　　送りつけてやるんだからね！

義光：うるせぇ！俺はねぎが嫌いなんだよぉおおおっ

与助：ハッ！
　　　ハハン！
　　　食わず嫌いとは。
　　　情けないっ。
　　　クリエイターたるもの、どんなものからでも情報収集すべきだと思うんだが。
　　　お前にはそれができぬか！
　　　笑わせるわ！
　　　滑稽この上ないわ！
　　　貴様は昔からそうだった！
　　　まるで歩く笑いの種ではないか！
　　　ゲハハハハ！！！

義光：ははん？あははん？
　　　そこまで言うなら寄越しなさいよ。

与助：http://nicovideo.jp/watch/sm12976887　出典：「Ｙｅｌｌｏｗ」


義光：れっつじょいん

与助：これでもみて高めるがいい！色々と

義光：これは

　　　　こ　れ　は

　　　　おやおや

　　　　うん

　　　　ん？　うん

　　　　うん…？

　　　　んん。

　　　　うーん

　　　　うんうん

　　　　………

　　　　ふぅ…。
　　　　　
　　　　さてヒックとドラゴン見るか。

与助：えぇ
　　　なにその感想。

義光：まぁ。あれだよ。うむ。
　　　　かわいいな。
　　　　これは可愛い。

与助：だろうさ。
　　　　であろうさ。
　　　　で、あろうさ。
　　　　デアローサー。

義光：これはなんか。
　　　せこいな。
　　　これはせこい。

与助：あぁ。せこいな。
　　　この可愛さはなんだろ。
　　　この初音ミクって幼い感じじゃん。
　　　少女ですよ。

義光　：そーね。

与助：それがですよ。義光さん。
　　　よくみて。この子の足を良く見て。
　　　ほらほら、踵がちょっと上がってませんか？
　　　ハイヒール履いてんすよ、この子。

義光：そこですか。

与助：そこだろぉ！

義光：ちょっともう一度見てみよう。

与助：こんな幼い少女がハイヒール履いてんすよ！？
　　　　この、自分を大人に見せようと背伸びしてる純情！
　　　　しかし、妙にしっくりくる、この歩き方！
          相当練習したんだなという想像が容易に難くないわけですよ！

義光：何語ってる

与助：腰から太ももまでの曲線美にも注目してみろ！
　　　　この未発達！大人の女性へと成長するその過程！
　　　　そこに私は恋をした…！私だけではない！
　　　　世の紳士諸君がこの成長物語に魅了されてしまったのではあるまいか！

義光：あぁ　　
　　　　
　　　　嗚呼　　
　　　　
　　　　とうとう俺の周りはロリコンだらけになった。

与助：まてまて　俺はロリータの話をしてる訳ではないよ。
　　　　そんなのはね、忠太郎殿に任せればいいんですよ。
　　　　あの歪んだ性癖を持つ変態リア充に任せればいいんですよ。
　　　　でもね。これはある意味、真理なんかじゃないかなって。
　　　　好みがどうこうの話ではなく、万国共通で人は
　　　　未発達という響きに魅了されるのではないか。
　　　　義光さんだって恋したべ？初音ミクに恋したべ？

義光：いやいや、何を言ってるのかね、この子は。

与助：もしこの動画が全国ネットで、しかもゴールデンタイムに流してでもみろ。

義光：まぁ　
　　　受けは良いんじゃね。

与助：これに否定的な考えを持つ奴は激減すると思うんだ。
　　　そして病院が初音ミクに心打たれた患者で溢れ返すだろうさ。
　　　そこに石原もきっといるよ。アグネスだっているかもしんねぇ。
　　　そして規制が取り除かれて良い事尽くめよ？
　

義光：みっくみくやな。

与助：みっくみくやで！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく。

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