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Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が 互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
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どうしても昨晩の夢の内容が強烈すぎて
忘れられない。

というのも、夢の中の女性に狂おしい程の恋をしてしまったのだ。
現実に会える訳でもないし、単に自分の頭が妄想した誰かに過ぎない。

あぁ、もどかしい。


夢の中の舞台は、魔法学校だった。
自分は落ちこぼれの生徒で魔法が使えない。ということらしかったが、
どうにも自分は誰かの体に勝手に入ってしまったようで、
この魔法学校に何故いるのか、ここの世界の自分がいくつなのかもわからないのだ。

しかし、携帯を開いてみると、何故か知っているような名前も数件見られる。
どうやらここは現実世界と平行して存在するパラレルワールドのように思えた。
この時点で自分が夢を見ているとは到底思えなかった。
豪勢な魔法学校、立ち入り禁止の部屋、歩いている女生徒、近くの中国料理店など
夢にしてはあまりに微細なところまで作り込まれているからだ。
(立ち入り禁止の部屋は、完全にハリーポッターから連想されたもののようだw)

当然、自分は魔法を使えない。それでも全く、支障は出ないようだった。
この世界の自分は殆ど魔法が使えないらしく、魔法が使えなくても、他の奴らに
またかよーとくすくす笑われるだけだった。
しかも生徒は女の子が多い。男なんて俺1人と思われたが、何故か現実で男友達が
1人いて安心した。

ラブコメかっ!
アニメの見過ぎか!

というツッコミがどこからか聞こえてきそうだが、話はまだ途中だ。
半分ぐらい終わったw

さて、落ちこぼれの自分は全く女の子に相手されていないようだった。
それは現実でも同じで、若干、この世界の自分に同情できるorz
慣れない校内を歩き周り、意味の分からない魔法学校の授業を受け続けていると、
段々と人間関係がわかってくるようになる。

まずその現実でも仲のいい親友の男の名は「ベルト」というらしかった。
無駄にかっこいい。くっそ、現実では地味な名前のくせに。
後は何故か担任の男の教師と自分がめっちゃくちゃ仲が良いことがわかった。
放課後になると、晩飯をいつも誘われるのだ。
しかし、誘われるメンバーは主に自分だったが驚いたことに後2人女の子もついてくるのが
日常になっていた。

女の子の名前は両方覚えている。「レチッドエッグ」と「たかちゃん」だw
忘れられない女の子というのは
そう、「レチッドエッグ」の方なのである。
校内で1人さみしく歩いていても、まず笑顔で声をかけてくれるのである。
こっちの世界の自分に入った早々、抱きつかれたこともあった。

ラブコメかっ!
恥ずかしいわ!

やはり周囲が冷たく自分を見放し、見下している環境下でたった1人、優しくしてくれる女性がいると、
簡単に落ちるものですな。

中華料理店での会話を通じて、段々とレチッドエッグについて詳しくなっていく自分。
どうやら魔法学校に入る前の高校時代も同級生らしかった。
つまりラブコメ的に幼なじみという設定らしい。
おいおい、どんだけ羨ましいんだよ、ここの俺。
たかちゃんは俺の友達「ベルト」に気があるらしく、何度か相談に乗った。

レチッドエッグとの仲も深まり、デートも何度かした。
そんな穏やかな日々が続いた。ずっと続いて欲しいと思った。
だが、ある日、レチッドエッグは消えてしまった。
学校からいなくなったのだ。

夢中になって探した。
家の中、学校、中華料理店。
しかしどこにもレチッドエッグは見あたらない。しかも、誰にレチッドエッグの居場所を聞いても
誰も答えずそそくさと立ち去ってしまうのだ。

これはおかしい。

そこで先生に相談してみると、聞いたことがあるなぁ。と言った。
どうやら覚えている奴もいるらしい。どこに居るか聞くと、何故かそこで怒られた。

知っているのか!彼女は古い過去、魔女狩りの発端となった大量殺戮の主犯だぞ!
冗談は止めろ!
と怒られたのだ。
どうやら彼女が人々を死に至らしめ、そこで魔女は脅威→魔女狩りという風潮ができたようだった。
待て。現代にそんなことが起こったのか。そう思って聞いてみると、

かれこれ、500年も前の話だ。

と言われる。
つまり死んでいるのかと思わず確認すると、
あきれた顔をした先生は「とっくの昔にな」とあっさり答えた。

ふぅ…
まぁ謎展開すぎたw でもまだ続くんだよなぁ。
何か仲むつまじくデートしてた話だけで終わらせとけば、ラブコメだったのにw

でも諦めきれない。図書室に籠もり、文献を読みあさった。
だが彼女の名前は歴史的な人物として扱われるのみで、不老不死とか、
復活しているとか、そういう話は一切出てこなかった。

そういえば、と思って携帯に手を伸ばした。
携帯になら彼女のアドレスや番号も入っているかもしれないと思ったのだ。
当たりだった。
彼女の電話番号もアドレスも入っている。とりあえず電話をかけてみる…
「おかけになった電話番号は現在使われておりません…」
だめだった。

あのいつも笑顔で自分に優しくしてくれるレチッドエッグが、大量殺人…?
考えられなかった。信じたくなかった。

そこで、無駄だと思ったが今度はアドレスにメールをした。
「今どこにいる?心配だ、連絡をくれ」と。

疲れて寝ようとしたが、すぐに携帯のバイブが鳴った。
まさかと思って確認してみると、そのまさかだった。
レチッドエッグからだ。

「高校時代、名刺、修学旅行」
とだけ、三つの単語が並んで書いているだけだった。
だが、一瞬でこの内容が自分にはよくわかった。
というのも現実の高校時代に修学旅行中、他の組の人とも仲良くなるために名刺交換みたいなことが行われたのだ。名刺というか、自己紹介カードみたいなものだ。
自分は根っからの女好きなので、何人もの女の子のカードを交換するのではなく、盗みまくった。
もし現実とリンクしてるなら、その行動により、
そこでレチッドエッグのカードもついでに盗んだ可能性がある。
カードには自分の趣味や名前を書いたものが殆どだったが、メアドや番号を酔狂で書いた者もいた。

そこにレチッドエッグの本当の番号が書かれているなら、まだ可能性がある。
一生懸命になって家の中を探したが、どこにも見あたらない。
それどころか修学旅行に行った痕跡さえも見あたらなかった。

学校中も一応は探した。
あとは…
立ち入り禁止の部屋だけだった。
何故立ち入り禁止なのか、気になって聞いたことがあるが、
誰もわからないらしかった。最近、立ち入り禁止になったということだけは聞くことができた。

そこで夜遅くに、自分は校内に忍び込んで、立ち入り禁止の部屋に入った。
魔法の罠とかそういうのも想像したが、案外にも中は、軽警備だった。
そして、部屋の奥に行くと。そこには現実の自分の家の部屋が広がっていた。

つまり、このパラレルワールドは現実とリンクしているのではないだろうか。
積み上げられた本や、資料を漁る。
マーケティングの本、小説、卒業アルバム、全部自分のものだった。
誰かが強制的に眠っている自分をこの訳の分からない世界へ連れ込むために、
自分が眠っている部屋ごと、この世界に転送した?
そして、そのまま引きずって、こちらの誰かの部屋に連れ込んだ?
そんなむちゃくちゃな…
だってこっちの自分にも過去があるのに、
それではまるで、自分をこの世界が懐柔するために、演じているようなものではないか。

レチッドエッグも、演じてた…?
教師も、ベルトも、たかちゃんも、みんな?

背筋がぞくっとした。

大体、こんなむさい男1人連れ込んで何かメリットでもあるのか。
ちょっと待てよ。ということはこの現実の世界の自分の部屋には
現実の人の名前しかない訳だから…
レチッドエッグの名前が見あたるはずはない。

卒アルを開きながら溜息をついた。
物事が全部悪い方向に転がっているような気さえした。
しかし、卒アルをめくっていくと、おかしなことに気付いた。
レチッドエッグに酷似している女性がいたのだ。
ここにも、ああ、ここにも。
現実に存在するなら名前もわかるはずだ。
あった。

一体、どういうことかはわからなかったが、
急いでその名前に一致する名刺を探すことにした。
何十枚かめくったときにようやくその名前があった。

「安藤…」

聞いたことのあるような、ないような名前だった。
下の名前までは今は思い出せないが。
とにかくメアドと番号を書き留めて、すぐに立ち入り禁止の部屋を出た。
案外、楽勝。余裕。
家に帰って早速、電話をしてみることにした。
本当にレチッドエッグが出るのか。それとも全く違う誰かが出るのか。

「もしもし…」
レチッドエッグだった。声でわかる。
久しぶりなので、色々話したいことはあったが、レチッドエッグに、この世界に芽生え始めていた
猜疑心は自分の思ったようにはコントロールできず、言葉に詰まった。
「あのね」
それを察したかのように語り出したレチッドエッグ。内容はまとめるとこんな感じだ。

まずどこにいるかを聞いた。
レチッドエッグは今は安藤という仮の名を借りて、自分がいた現実で暮らし始めているらしい。過去も作り物だと言う。だから自分も見たことがあるような気がし始めたのだろう。

それから自分の中にあるこの世界に対して芽生え始めた猜疑心について話すと、
まず大量殺戮を犯したのは彼女の子孫であること、しかもその事件は魔女狩りの後に行われたものであること。それがきっかけで人間達と共に住めなくなり、パラレルワールドが出来たこと。その彼女が外交役として現実の世界に行くことになったこと。代わりに現実世界から俺が交換留学生としてこちらの世界に勝手に送られたこと。自分の記憶は変えられないから、みんな演技をしていたというわけだ。

つまり500年間この世界は現実と隔絶していたことになるわけだ。
今更、溝など気にするものなのだろうか。
まぁ夢なんだから、そこらへんの道理は知らない。

それで行くことになったのだが、少し自分と入れ替わるのとは誤差があった。そんな自分が魔法学校で戸惑っているのを見て、優しく接してくれていたというわけである。w

あぁ、夢展開w

それでまさか自分がレチッドエッグを好きになってしまったのがこの世界の誤算であった。レチッドエッグが現実に行ってしまえば、取り戻すために彼も現実への道筋を開いてしまうかもしれない。
その道筋が「立ち入り禁止の部屋」であり、先生が嘘(レチッドエッグが大量殺戮の主犯)をついたのも嫌いにさせるため、猜疑心を生ませるためだったが、

あまりにも自分が必死なのに彼女が気付いて、ヒントだけをよこしてくれたらしい。

それで諦めてくれたら、と考えたらしいが、結局そのままここまで辿りついてしまったというわけだ。
さすが、俺の夢!この辺は設定が甘い!

でもこのレチッドエッグという女の子の未知数に最後まで心惹かれてしまった自分がおりました。
自分の子孫の罪を背負いながら、何者かもわからない自分を気遣ってくれる、それに行動も起こせるアクティブな感じ。

本当にいいこだと思ってしまったw俺の妄想、夢、万歳w俺、万歳w

それから
「好きでした」
と告白する前に、電話が切られ、もう何も通じなくなってしまった。

すぐに
先生が俺の部屋までやってくると、
「話がある」それだけ言って、中華料理店まで連れて行かれた。くどくどと説教を食らった後は
もうこの世界の秘密を知ってしまった以上、ここに君がいる理由もなくなった。交換留学生はあくまで
何も知らない状態でこの世界に馴染めるかどうかが試されていたというのだ。

結局、最後も奢ってもらってしまった。
最後は簡単に送り出されて、あっけなく、自分の部屋で寝た。

起きればいつも通りの朝。変わらない日常。
うむ、絶対に現実ではあんな子には会えない。本当に可愛かったなぁ。と
思い返している内に、あ、これちゃんと日記にして、記録に残しておきたい。
そう思って今日はこんな長い文章を書いてしまいましたw

ていうか、まぁうるおぼえのとことかはぶっちゃけ創作で埋めましたw
夢だからねw

実はこういう夢を見たことが他にもある。

青春を謳歌できなかった生徒が集まる夢の中の学校、夢学校とか
よくこんなこと思いつくなみたいな夢がたくさんあるw

でも本当に人の夢にこういう世界を作れたらいいのに。
場所も取らないし、ネットよりも便利かも知れないw
スマホみたいに、回線の料金取られるようになるかもなんて不安もなければ
金もかからないw

いつも小説書く時にこれぐらいのアイディアが出たらいいのに。
それが出ないからトイレでうんうん、悩む羽目になるのである。

また書き留めておきたい夢が出て来たら、書こうかなw
レチッドエッグの容姿?うん、予想通り、白い髪に赤い目でしたよ。
恥ずかしいねw詳細は「デッドマン・ワンダーランド」でw
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