Seek a cow in the forest

与助の更新日とかぶってしまって申し訳ないのですが
久しぶりに詩の作品を書いたので載せちゃいますｗ

マエガキ
都会の喧噪に紛れて、自分だけのちょっと安らげる場所ってあんまりないもんですね。
昼間に用事で人のたくさん行き交いする街中を歩いていたのですが、どうにも疲れてしまって
そんな場所を探し求めてしまった今日この頃…
でも、探している内に都会の違った面が見れてすごく新鮮だったんです。
そういう曖昧で説明するだけじゃ伝えにくい感情を詩にしてみました。

Seek a cow in the forest
「森の中で、牛を探す」

草むらを掻き分け、後ろ枝の折れる音を聞きながら

草食主義の牛を探そう

目抜き通りを走るトラックに揺られて

肉屋で捌かれた血と肉の香りを頼りに。

こずえでさえずる鳥を撃ち抜き、

うさぎの首根っこをくわえたきつねをﾊﾞﾗｽのに飽きたなら

木の幹から滴る蜜でも吸って

土の鼓動を聞きながら

鈍色にてらつく川の魚に祈りを込めて、

草食主義の牛を探そう