Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が
互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
category:与助の与太話
破滅の唄声から世界を救う為、与助は実の兄との血戦に臨んだ。
果たして結末はいかに…!!
今日は早く眠ろう、明日に備えての準備はできるだけした。
隣の部屋から絶え間なく響く滅びの唄は我慢すればいい。
しかしあれは何なんだろうか。なんであいつ「翼をください」を歌っているんだ。
何故に合唱曲。なにそのセンス。驚くわ。
「この大空に翼を広げ、飛んでいきたい。悲しみのない自由な空へ、翼はためかせて、いきたい。」
これを若干自殺願望者の曲だとねじ曲がった解釈で考えるのは私だけでしょうか。
少なくともbermeiの翼をくださいのアレンジを聞いた時からそう考えるようになりました。あの自殺賛歌とも言えるアレンジは聴いてて物悲しくなる。曲自体は好きなのだけれども。
思えば、ゆめにっきの主人公である窓付きもこんな思いだったのでしょうか。
ゆめにっきとは。
長くはなりますが、語ります…。
その独特な世界観と個性溢れる奇妙なキャラクター達、探索の途中で手に入れるエフェクトと呼ばれる特殊能力、そして意味のわからないイベントなど。
そして衝撃のラストでネット上では話題のフリーゲームです。すません、またゲームです。
名前の通りこのゲームは窓付きという名前の主人公がみる夢の中を探索するゲーム。
ゲームの始まりはまず彼女の部屋からで、そこには彼女のベッド。部屋から出る扉。そして部屋のバルコニー。
窓付きは扉の前へ行くと首を振ります。それが何を意味しているのか。彼女が夢の中で何を求めているのか、夢の中でであるその世界の住人たちとはどのような関係なのか。
それはエンディングを迎えても全てが謎に包まれています。
公式では「ストーリはない、ただ移動するだけのゲームです」と書かれているが、ゆめにっきとは様々な夢の世界を探索し、数々のイベントからプレイしたユーザーが一人一人窓付きとはどういう人物なのかを考察して行きながら夢の世界を彷徨っていくゲームなのでしょう。
ポニ子、モノ江といった人間らしいキャラクターも居れば、モノ子、センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生、キュッキュ君、火星さんのような一見変わったキャラクターもいます。
それらの中でも与助は火星さんとキュッキュ君が好きですね。
火星さんがいる場所には小さな穴から行く事ができるのですが、その場所の出口はその小さな穴だけで、対する火星さんはその小さな穴よりも大きかったのです。
彼はずっと一つ目から涙を流しています。出たくても自分の体が大きすぎて出られないのです。
この点、彼は窓付きと境遇がよく似ています。
彼女も部屋から出ようとしません。それが自分の意志なのかそうでないのか。ある意味、そのままの意味でも窓付きにとって火星さんは夢の中にいるもう一人の自分なのかもしれません。
そしてもう一人、キュッキュ君はこの世界の最深部の一つとも言える場所への道程に居ます。彼はただ階段の手すり擦っているだけで、しかしその姿がとても愛くるしく、窓付きにとっても彼の存在は癒しそのものなのでしょう。
あるいは。または。
彼のいる場所の先にはこの作品最大の恐怖へと繋がる扉があります。
その扉は窓付きの部屋の扉と同じものでした。その恐怖に対して何をするでもない。
ただただ恐ろしい形相を窓付きは見るしかありませんでした。
ただただ、見るしかない。キュッキュ君は何故あのような場所でひたすらに階段を擦っていたのでしょうか。
私はこのイベントを見た後、ほんの少し、彼女の心情を理解しました。
彼女にとって部屋の外に出る事の形容化があれなのだとしたら。
理解した上で悲しくなりました。
窓付きの手に入れるエフェクトとそれで攻略するイベントには猫=猫を被る、魔女=空を飛ぶ、信号=交通事故、といった意味深なものがあります。
そして、包丁=人を刺す。
何が彼女をここまでいき辛くしたのか。何が彼女を部屋に留めるのか。
このゲームは恐ろしくもあり、悲しくもあり、切なくもあります。
ここまで感情移入したゲームは他にはなかったでしょう。
隣の部屋から絶え間なく響く滅びの唄は我慢すればいい。
しかしあれは何なんだろうか。なんであいつ「翼をください」を歌っているんだ。
何故に合唱曲。なにそのセンス。驚くわ。
「この大空に翼を広げ、飛んでいきたい。悲しみのない自由な空へ、翼はためかせて、いきたい。」
これを若干自殺願望者の曲だとねじ曲がった解釈で考えるのは私だけでしょうか。
少なくともbermeiの翼をくださいのアレンジを聞いた時からそう考えるようになりました。あの自殺賛歌とも言えるアレンジは聴いてて物悲しくなる。曲自体は好きなのだけれども。
思えば、ゆめにっきの主人公である窓付きもこんな思いだったのでしょうか。
ゆめにっきとは。
長くはなりますが、語ります…。
その独特な世界観と個性溢れる奇妙なキャラクター達、探索の途中で手に入れるエフェクトと呼ばれる特殊能力、そして意味のわからないイベントなど。
そして衝撃のラストでネット上では話題のフリーゲームです。すません、またゲームです。
名前の通りこのゲームは窓付きという名前の主人公がみる夢の中を探索するゲーム。
ゲームの始まりはまず彼女の部屋からで、そこには彼女のベッド。部屋から出る扉。そして部屋のバルコニー。
窓付きは扉の前へ行くと首を振ります。それが何を意味しているのか。彼女が夢の中で何を求めているのか、夢の中でであるその世界の住人たちとはどのような関係なのか。
それはエンディングを迎えても全てが謎に包まれています。
公式では「ストーリはない、ただ移動するだけのゲームです」と書かれているが、ゆめにっきとは様々な夢の世界を探索し、数々のイベントからプレイしたユーザーが一人一人窓付きとはどういう人物なのかを考察して行きながら夢の世界を彷徨っていくゲームなのでしょう。
ポニ子、モノ江といった人間らしいキャラクターも居れば、モノ子、センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生、キュッキュ君、火星さんのような一見変わったキャラクターもいます。
それらの中でも与助は火星さんとキュッキュ君が好きですね。
火星さんがいる場所には小さな穴から行く事ができるのですが、その場所の出口はその小さな穴だけで、対する火星さんはその小さな穴よりも大きかったのです。
彼はずっと一つ目から涙を流しています。出たくても自分の体が大きすぎて出られないのです。
この点、彼は窓付きと境遇がよく似ています。
彼女も部屋から出ようとしません。それが自分の意志なのかそうでないのか。ある意味、そのままの意味でも窓付きにとって火星さんは夢の中にいるもう一人の自分なのかもしれません。
そしてもう一人、キュッキュ君はこの世界の最深部の一つとも言える場所への道程に居ます。彼はただ階段の手すり擦っているだけで、しかしその姿がとても愛くるしく、窓付きにとっても彼の存在は癒しそのものなのでしょう。
あるいは。または。
彼のいる場所の先にはこの作品最大の恐怖へと繋がる扉があります。
その扉は窓付きの部屋の扉と同じものでした。その恐怖に対して何をするでもない。
ただただ恐ろしい形相を窓付きは見るしかありませんでした。
ただただ、見るしかない。キュッキュ君は何故あのような場所でひたすらに階段を擦っていたのでしょうか。
私はこのイベントを見た後、ほんの少し、彼女の心情を理解しました。
彼女にとって部屋の外に出る事の形容化があれなのだとしたら。
理解した上で悲しくなりました。
窓付きの手に入れるエフェクトとそれで攻略するイベントには猫=猫を被る、魔女=空を飛ぶ、信号=交通事故、といった意味深なものがあります。
そして、包丁=人を刺す。
何が彼女をここまでいき辛くしたのか。何が彼女を部屋に留めるのか。
このゲームは恐ろしくもあり、悲しくもあり、切なくもあります。
ここまで感情移入したゲームは他にはなかったでしょう。
まぁ、私は他人の実況動画を見てただけなんですがね。
ふぅ…などと一人空想に耽ていたら、朝ですね…。うん、朝だ…。
誰にでも朝がやってくるのですよ、窓付き。
ああああああああ、寝てねぇええええええええええええええ!!!!!!
次回へ続く
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