Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が
互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
category:与助の与太話
いつだったか。とあるサイトで見つけた、古い絵本。
それはフランスでは漫画のジャンルで扱われていた。
確か、バンドデシネという名前の、そういう類のものだったかと。
これが漫画ね。さすが、芸術の国というだけはあって、日本とは取り組み具合が違うもので。
それは多くの人を魅了するわけで、なんていう与助も魅了されたその一人である。
それはフランスでは漫画のジャンルで扱われていた。
確か、バンドデシネという名前の、そういう類のものだったかと。
これが漫画ね。さすが、芸術の国というだけはあって、日本とは取り組み具合が違うもので。
それは多くの人を魅了するわけで、なんていう与助も魅了されたその一人である。
15の時。
まだ漫画家になろうだなんて大それた夢を見ていなかった自分。
授業に使うノートが初めから最後まで落書き尽くしだった自分。
周りから「へたくそ」と言われ続けていた自分。
サッカー部に所属しながらも、試合には出たくなかった(出させてもらえなかった。)自分。
一時期中三にして美術部に入ろうかと悩んでいた自分。
好きな女の子が、嫌な奴と付き合っていてショックだった自分。
そんな時分。
見つけたのが、「le bibendum celeste」
それがフランス語なのか、英語なのか判らなかったが、とりあえず絵はすごいと思った。
凄過ぎた。
一コマ一コマに魂が注げられているんじゃないかと思ったぐらいだ。
一コマ一コマが美術品としても十分に見れるほどに綺麗だった。
この重量感。この搭載感。15の与助は感動したもので。
それからというもの、ネット上にアップされていた数々のニコラ・ド・クレシーの画像を親のパソコンのピクシャーフォルダに片っ端から保存していた。たまに出るニコラ・ド・クレシーの雑誌のインタビューを見つけて目を輝かせていた。
いつしかフランスへ行って彼の絵を買いたいとさえ思ったぐらいに、心底惚れ込んでいたのである。
まぁ、そんなのが実現するわけでもなく、彼のBDが日本で発売することを切に願いなら年月は過ぎていくわけで今現在。ニコラ・ド・クレシーの事など、そんなのはもう頭の隅っこの果ての果てぐらいしか留めていなかった今現在。正直忘れていた23の私。
その日は、忠太郎殿が行ってきたというマルゼン&ジュンク堂にやってきた。前日、電話していた時に、地下1階から6階(7階だったけな?)まですべて本という、遊園地のような場所の話を聞いて、もしかしたら、そこにニコラ・ド・クレシーの本があるかもしれない。なんて淡い思いが与助の脳裏を掠めた。その当日、そんな思いは、もう残滓にでさえ残っていなかったのだが、よもや、まさかの。
天空のビバンドム
与助の目が、その本を捉え、素早く手にとって、パラパラとめくってみる。
紛れもなかった。紛う事無きだった。
ニコラ・ド・クレシーの本が今、自分が手にしているのだ。
この感動をどう伝えればいいのかわからない。だが言わせてほしい。これであってるかもわからないが言わせてほしい。
・
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「ホービバムビバ!!!」
まだ漫画家になろうだなんて大それた夢を見ていなかった自分。
授業に使うノートが初めから最後まで落書き尽くしだった自分。
周りから「へたくそ」と言われ続けていた自分。
サッカー部に所属しながらも、試合には出たくなかった(出させてもらえなかった。)自分。
一時期中三にして美術部に入ろうかと悩んでいた自分。
好きな女の子が、嫌な奴と付き合っていてショックだった自分。
そんな時分。
見つけたのが、「le bibendum celeste」
それがフランス語なのか、英語なのか判らなかったが、とりあえず絵はすごいと思った。
凄過ぎた。
一コマ一コマに魂が注げられているんじゃないかと思ったぐらいだ。
一コマ一コマが美術品としても十分に見れるほどに綺麗だった。
この重量感。この搭載感。15の与助は感動したもので。
それからというもの、ネット上にアップされていた数々のニコラ・ド・クレシーの画像を親のパソコンのピクシャーフォルダに片っ端から保存していた。たまに出るニコラ・ド・クレシーの雑誌のインタビューを見つけて目を輝かせていた。
いつしかフランスへ行って彼の絵を買いたいとさえ思ったぐらいに、心底惚れ込んでいたのである。
まぁ、そんなのが実現するわけでもなく、彼のBDが日本で発売することを切に願いなら年月は過ぎていくわけで今現在。ニコラ・ド・クレシーの事など、そんなのはもう頭の隅っこの果ての果てぐらいしか留めていなかった今現在。正直忘れていた23の私。
その日は、忠太郎殿が行ってきたというマルゼン&ジュンク堂にやってきた。前日、電話していた時に、地下1階から6階(7階だったけな?)まですべて本という、遊園地のような場所の話を聞いて、もしかしたら、そこにニコラ・ド・クレシーの本があるかもしれない。なんて淡い思いが与助の脳裏を掠めた。その当日、そんな思いは、もう残滓にでさえ残っていなかったのだが、よもや、まさかの。
天空のビバンドム
与助の目が、その本を捉え、素早く手にとって、パラパラとめくってみる。
紛れもなかった。紛う事無きだった。
ニコラ・ド・クレシーの本が今、自分が手にしているのだ。
この感動をどう伝えればいいのかわからない。だが言わせてほしい。これであってるかもわからないが言わせてほしい。
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