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Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が 互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
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与助さんちにおじゃましてみました。 吉光です。
与助さんは小学校からの親友であり、マンガ描きなのですが、僕と肩を並べるほどの面倒くさがり屋で 「オレは今日から毎日5P描く!!」 と宣言した次の日にはマンガそっちのけでゲームやってるようなめでたい野郎です。ゆえに僕または忠太郎氏が定期的に『ちゃんと描いてるか視察』を行い、たがいに創作モチベーションを維持・向上しようという目論見があります。決してWiiで遊びにきたわけではなくてね。

さてさて、彼はちゃんとマンガ描いてるかな? 描いてなかったら鉄拳制裁かな? かな? と握り拳を温めて、部屋に入ってみると
「む!」
中学時代の同級生がいました。 双子のKazuとFumiです。
与助氏のPCでハルヒを見ていました。
「むう……!」

みなさんは、道でばったり同級生にエンカウントしたらどうしていますか?  もちろん僕は逃げてますよ。大丈夫。 なにが大丈夫なんだろう。とりあえず若干の緊張を隠すために、まずは入口に転がっていたバランスボールに乗っかりました。おおこの未曾有の弾力。僕は悟る。世の中バランスであると。

それから10分くらいハルヒを観ていました。長門さんかわいい。めがねっこはかくあるべきだな。あれ何しにきたんだっけ。そうだ。 思い出した僕はバランスボールから立ち上がりました。こうしていてはいけない。23にもなった僕らはせまい部屋で4人固まってハルヒなんか観てる場合ではありません。もっと大切なことがあるはずだ。それはなにか?
僕は鉄拳を振り上げて言った。

「諸君、スマブラやるぞ!」

「応!」

語り方を知らない僕らは、スマブラをもってしか会話できないようだ。殴り、蹴り、投げ合うことでぴこぴこと友情を育んでいくのだろう。だがそれがいい。ばきゅんばきゅんはははは見ろひとがごみのようだ。 扉が勢いよく開け放たれた。
「おまえら、23にもなってなにやってんねん!」
与助の双子の兄だった。 思わずはっとなった。
彼の至極もっともな言い分に、僕らの腐った目はようやく覚めたかに見えた。

「おれもまぜて」

「応!!」

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