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Dodoria.blogはクリエイター職を目指す義光、忠太郎、与助の3人が 互いを切磋琢磨しながら実力向上を図り、仕上がった作品を記録として残すために設けられたブログである。
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鳥取大旅行も二日目となり、秋にも関わらず燦燦と降り注ぐ空の下、砂丘を隣に、浦富海岸へと北上する電動自転車が三台。まごうことなき、先頭から忠太郎、与助、義光とお並び申す。

さぁさぁ、かかってきもうせ、潮風よ、お前のその触れてはならぬ逆鱗に触れてしまったが馬鹿三名、吹き消されぬと饗宴まじかに火も唸る。

途中、ヒップ10メートルはあると思われる、尻の形をした双子岩と接触し、砂漠に続く、海を眺めまわし、口から笑い声が絶えることはない。途中、自暴自棄になりすぎるあまり、道を誤ってしまったがそれも、もう水に流そうではないか。先導した私の責任だって?そんなものはゴミ箱にぽいっだ。といいつつ、眼に湧き水のごとく透き通った塩辛い液体を眼に浮かべて、頭をさげたのはいつのころだったかと巡りもうすが、なんのことだかさっぱりだ!

とにかくあまり思い出したくないけれど、僕のせいで迷子になりました。

変な「鳥取児童会館」と古びれた館の影であぐらをかいた三人。
コカコーラを片手に次のゆき道を必死に探る。
「どこだろねぇ、ねぇねぇ、北海道行こうよぉ、樹海のなかでかくれんぼするんだ」
頭が熱でおかしくなった僕の発言である。
それに対して
「それやったら沖縄いこうぜ~。んなこたどうでもいいんだよ!」
与助さん、あなたボケ役でしょうと内心つっこみつつ、話を聞く。
「ここどこなんだよ!?浦富どこ!?どこどこ!?いつになったらつくの?」
確かにここがどこだか、僕にもわからない。ただ一つ言わせていただけるのなら、中央に広げている地図を少しは見てほしいと切に願うばかりであった。

「いったん、戻ろうか」

義光さんの意見に賛成し、一行、大きな道に戻る。
あった。
地図にわずかばかりの糸筋のような道が見える、おそらくここを辿れば…ん?
続く道のさきを指でなぞると、どうやっても山に突き当たる。それ以外の道はない…

「峠、越え申す」
「うきゃあああああ」
「……あ?」

広がる景色は山々に囲まれた一本道、さてさて、果たしてつくのか!?浦富海岸!

次回、続:かもめのように…
お楽しみに!
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