グリーングリーングリーン。

胸にポッカリ穴が開いた。
なんて言葉がありますが、与助の場合空いたのは胃のほうでして。

いや、実際には穴など開いていなかったのですが、あの激痛ぶりはいかにもそれを彷彿とさせる程の痛みでした。与助は大晦日が迫ったここ数日、胃腸炎にかかり、ソファーベッドにひれ伏しておりました。

発熱、腹痛、吐き気に全身の倦怠感。これはいつぞや罹ったインフルエンザのときの症状と似ていますが、おいおい待てよ、三年連続そう簡単にかかって溜まるかと、与助はいつもインフルエンザ対策を施していたのですが、その結果一昨日に至るわけで。診断の結果、胃腸炎である事が判明したものの、ただでさえ脆弱であるからして人一倍そういうのには気にかけていた筈なのに無念。

与助の体は知らぬ間に病原体を招いてしまう体質なのでしょうか。

あぁ、すいません、これはちと不謹慎ですね。
丁度今「保健室の死神」を読んでたものですから…。

しかし病原体ねぇ……なにかネタになるかね？
あら……不謹慎……失礼。